Come,,,, & Go,,, 使い方間違えないように!
“Come to ~”, “Go to ~”,,,, の使い分けに要注意を!?
Come は来る。Go は行く。あたりまえですね。。。
しかし、日本人とNativeの間での対話の中では ”Come to ~” の言い方、使い方ではよく勘違いや誤解が生じます。
いったいどういうことが起こるのかと言うと、ご存知のように①Come には、(人、物、車などが)話し手の方へ(やって)来るという意味と、とても多くの方がご存じではないのですが ②Comeというもう一つの意味には(聞き手の方へ)行くという意味もあるのです!!!①については言うまでもありません。
②が問題になりやすいので、これについて解りやすく述べてみましょう。
例―1.日本人とNativeの二者間の会話の中で、一方が We have a party tomorrow at home! Can you come?
(明日、家でパーティがあるので、来ませんか?) ここまでは何ら難しいことはありませんよね。
しかし、それに対する返事が問題になります。
Yes, I can go.(ハイ、行きます・うかがわせていただきます・日本語ではこうなります)でも、英語ではこの go が間違いなのです。
話し手は再度 Can you come to my place?
(ウチに来てくれますか?)
これに対し又もや聞き手が Yes, I can go.(ハイ、行きます)と同じ返答を...
すると話し手は Where do you go? To my place!(オイ、何処へ行くんだ、ウチへだよ!)
こんな具合に、ラチがあきません!とうとう話し手は怒ってしまいますよね。
英語で正しくはYes, I can come. この come が正しいのです! 一人称と二人称の間、つまり話し手vs.聞き手の間ではその''聞き手が話し手の所へ直に行きますという返答をする場合に限って、goではなくcome になるのです。
'' この状況においては go は何処か別な所へ行く(行ってしまう)ということになってしまうのです...
(そのように覚えましょう!)
例―2.ではこのケースはどうでしょう?
話し手がI have two tickets for the concert tomorrow. I can give you one if you can come. (明日のコンサートチケットを2枚もっているので、来られるようでしたら1枚あげますよ)
聞き手は Oh, thank you very much for that and I can go.(エーツ、有難うございます。行きます・行かせていただきます)。
しかし、話し手と聞き手が一緒に行く場合にはこの go が間違いなのです。
英語で正しくは、Thank you, I can come to the concert! ''この come が正しいのです!
これは話し手が行っているところへ聞き手にも来てもらうとき、聞き手が話し手のところに来る(日本語では行く)ということ、すなわち直接合うこと、同席することに限ります。''
(要注意、間違いの無いように!!!)
例―3.ところがチケットが1枚の場合、話し手が何らかの都合で行けなくなったので、そのチケットを聞き手にあげようとする場合には、何にも迷うことなく通常の go になるのです。
I have a ticket for the concert tomorrow at Orchard Hall. And I will give it to you if you can go there.
(明日オーチャードホールでのコンサートチケット1枚あるんで、もし行けるようでしたらそれをあげますよ)、聞き手はOh, thank you very much for that. Of course I can go there!(ハイ、有難うございます。行きます・行かせていただきます!)
このケースでは聞き手が話し手のところへ直に行くという状況ではなく、単にチケットをあげるから、(僕は行けないけども)行ってもらえる?行けますか? 単に何処どこへ行ってもらえる?と尋ねているだけなので、聞き手が話し手のところに直に行くということではありませんので、通常の go の使い方になるのです。
Come,,,Go,,,には、他にもいろんな意味、言い方が沢山ありますので、辞書などで用例などをいろいろと調べてみてください。面白いです!!!
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